高慢と変態

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マンガ「恋は雨上がりのように」が、おっさんの夢すぎて泣ける

ま、そこまでおっさんじゃないんですけども。ピチピチですけども。

とはいえ、もう25歳ですし、高校時代がもう7年前とか白目剥きそうなんですけど。

通勤途中の乗り換えのために、駅をちょっと走るだけで息が上がる今日この頃。

JKに白い目でさげすまれる歳になりました(´∀`)

 

ということで、今日ご紹介したいのはこちら!

恋は雨上がりのように(1) (ビッグコミックス)

恋は雨上がりのように(1) (ビッグコミックス)

 

 

「恋は雨上がりのように」という、眉月じゅんさんの漫画です。現在は、「ビッグコミックスピリッツ」で絶賛連載中。

 

あらすじをざっくり言ってしまうと、女子高生の主人公「橘あきら」が、バイトしているファミレスの店長である「近藤正己」に思いを寄せ、不器用ながらも少しずつ距離を縮めていく、おっさん垂涎の恋愛物語なのです!!

 

あきらの一途さが、ハンパない。

主人公のあきら。上の画像を見てもらえるとわかるんですけど、めっちゃ美人なんですよ。いや、もう一度画像を載せましょう。

恋は雨上がりのように(4) (ビッグコミックス)

 

ご理解いただけたであろう。

 

さて、そんなあきらは、ただの美人ではなくクールビューティーなのです。思春期真っただ中のJKなんて、ワーキャー言ってるのがデフォ。そんなデフォルトな取り巻きの中、ぼーっと窓から外を眺める系女子なんですね。もっと言うと、同世代の男の子からすげーわかりやすい好意を寄せられても、普通にガン無視できるくらいに冷え切ったクールさなのです。実写化するなら三吉彩花ちゃんか小松菜奈ちゃんですね。

 

で、こっからが面白いんですよ。そんなあきらちゃんがね、店長の前だとすんげーですよ。すんげーですよ。「店長のことが好きです!!」みたいな。顔真っ赤にして。いつもは完璧クール超人みたいなのに、店長のことになると、お茶目なミス連発するみたいな。かわいすぎか

 

一方で、店長には戸惑いが。

そんなJKに惚れられれば、おっさんなんかイチコロ・・・な訳はもちろんなくて。

まず最初に来るのが、「なんで俺なんか?」ってやつ。「俺なんか」っていうのがまたぐっと来るね。そりゃあ40過ぎで、ファミレス店長やってて、バイト連中にはなめられちゃってる(あきら以外)ような男に、なんで綺麗な女の子が恋するんだと。怪しいとかって言うのもあるけど、もったいないとか、畏れ多いとか感じちゃう。うん、まだ25ですけど、わかるわかる。

 

あと、一歩間違えれば犯罪者ですからね。こわいこわい。

 

とはいえ、少しずつ距離を縮める2人。

あきらの猛アタックもあって、デート(あきらによって半強制的に)に出かけたりしつつ、お互いのことを少しずつ知って行きます。まだ「付き合う」といった関係には程遠いけれど、着実に近づいている。

ところで、実は店長さんは元々作家志望で、大学でも文学サークルに入って小説を書いたりしていたそうな。同期には、いま現在、超売れっ子の作家さんもいたんだとか。ただ、店長自身は挫折してしまい、賞には出すことも無く、ひとり小説を書き始めては途中で投げ出す、ということを繰り返しているのです。

しかし。あきらの若い、希望に満ちた姿に何度も触れるにつれ、再び作家への情熱が湧いてきた、そんな風に物語は展開していきます。

(・・・実は、ストーリー的には店長さんの心情の変化の方に重点が置かれてるんじゃなかろうか、なんて気もしてきた)

 

ということで、結構おすすめですよ!

まだまだ2人の行く手には障害が山のようにありそうですし、しかもまだ4巻までしか出てないんで、いま買えばすぐキャッチアップできますよ!(謎のステマw)

 

ではでは!