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メタ認知というバズワードについて考えた-メタメタ認知

こんばんは。

3連休ですね。最近は平日は1限から5限までびっしり埋まっている授業と、家でもどこでも作業が許されているせいで、逆に常に働きまくっているバイトとで休む間も無かったので、この3連休は神からの恵みだと思って有意義に使いたいですね(それでもバイトはあるわけだが・・・)。

さあその有意義な活動の一環として、少し前回から日が空いてしまったブログ更新をしようと思います。誰かにとっても有意義になれば嬉しいですね。

 

今日はタイトルにもあるように「メタ認知」について。

以前の記事で、集中力がMAXの状態=ゾーンに入るためには、「メタ認知」が重要だ!という茂木さんの本の内容について紹介しました。

メタ認知」とは何か。それは認知の認知である。つまり、「何かを考えたり感じたりしている自分を考える」ことです。例えば、電車の中で音楽をイヤホンで聞いていたら、いつの間にか熱中して少しリズムに合わせて身体を動かしてしまっていた。そのことに自分で気が付いて、「周りから見たら危ない奴だ、やめよう」と思う。この「自分が音楽に夢中になって身体を動かしていること」に自分で気が付くことはメタ認知なわけです。客観的に自分を見つめる、ってやつですかね。

 

その先日の記事の最後に、「実際にメタ認知を使って、効果を実証します」って言ったんですけど、ここでその結果をご報告します。

・実際、メタ認知を意識したら集中力が上がったか?

→上がりました。かなり。

いや、集中できたかどうかを科学的な方法で判定したわけではないのですが、例えば授業で先生の話によくついていけるようになったり、作業の能率性が上がりました。そしてその時の僕の頭はいつもより集中出来ている感じがするんですね。効果としてはこういうイメージです。

 

ただですね、当然メタ認知というものを意識してまだ1週間も経っていないので、うまくいったりいかなかったりすることが当然あるし、更にメタ認知を向上させられたらやばくね?俺やばくね?と思う訳です。

それでネットで色々メタ認知に関する記事を探しました。

 

一つはこれ。


メタ認知や抽象的思考ができない人が心がけ実践すべき3つの事柄: DESIGN IT! w/LOVE

 

もう一つはこれ。

メタ認知能力とは - モテる方法 2.0

 

前者の記事はメタ認知をどう考えているかと言うと、「抽象と具体の往復能力」のように考えているようです。例えば、ある統計データを見たときに、抽象化して、自分たちの状況に応じた情報を引き出す能力のある人間と、そうでない人間がいる。その違いは「メタ認知」の能力の差だ。というわけです。

 

一方後者では、タイトルから知られるように、モテるためには「メタ認知」が必要なのだと笑。なぜかと言うと、「メタ認知」は「他者から見た自分を意識する能力」、「他者が知っていること、知らないことと、自分が知っていることの差を理解する能力」だからです。例えば、50年物のジーンズを履いてる俺カッコいいと思っている男がいたとしましょう。そのジーンズがイケてると思えるのは、それが50年物のジーンズだと知っているからですね。一方、女子からしたらそのジーンズが50年物だと知らなければ、ただのぼろいジーンズにしか見えないはずです。こういう「自分にとって」と「他人にとって」の差に気が付かない人はモテない、というお話でした。

 

後者の話そのものも興味深くはあるんですが(笑)、ここでこの二つの記事を取り上げた理由は、「メタ認知」って一体なんなんだろう?ということをより深く知るためです。本記事冒頭で、「メタ認知」についての簡単な定義をしたわけですが、こういう2つの記事を読んでみると、定義に違いが出てきたわけです。これらを上手くまとめられるような再定義をしてみましょう。

 

今まで出てきた「メタ認知」に関する定義を整理しましょう。

・茂木さんの「メタ認知」(詳しくは以前の記事を参照してください)

自分が今どういう状態にあるのかの認知(集中しているかどうか、やらなければいけないことは何か、など)

メタ認知や抽象的思考ができない人が心がけ実践すべき3つの事柄: DESIGN IT! w/LOVEの「メタ認知

抽象と具体の往復能力

メタ認知能力とは - モテる方法 2.0の「メタ認知

「他者の知識」と「自分の知識」の差異を知る事

 

具体例で示すと、

・集中しているかどうかのチェック

・タスクチェック(脳内)

・抽象化、具体化

・他者の視点から考える

の4つが今例としてあるわけです。少ないな。まあいいや。

 

これらはすべて「メタ認知」であり、「メタ認知」とは、まあ語義的に正しいと思うので、「認知の認知」であるとしましょう。とすると、これら4つがどのように認知と関係しているか、という問いが「じゃあ実際メタ認知とは何か?」を知ることに繋がるだろうとわかるわけです。

・集中しているかどうかのチェック

これは自分の意識状態に対する認知ですね。認知の対象は概念、物体、内的印象(≒意識状態や体内の感覚)などです。

・タスクチェック

これは自分がやるべき仕事の全体像を捉える営みですね。何に認知するか、の前段階といえます。

・抽象化、具体化

これは認知の対象物の1側面を取り出したり、逆にある認知の対象物を1側面として持つようなものをイメージすることですね。

・他者の視点から考える

これは認知の観点を変えることですね。

 

まとめると、

認知は、認知対象、認知する観点の二つの要因から成っており、集中のチェックは自分の集中力を認知対象としていて、集中力が下がっていると認知すれば、もう一回集中し直そうという意識を生むことが可能になります。タスクチェックは、自分の認知対象として考えられるものの全体を考えることになります。これは、自分の認知対象が全体の中でどのような位置づけなのかを知るうえで非常に重要なものであり、俯瞰と同じことです。抽象化、具体化は認知する観点を意識的に選択することになり、そして他者の視点から考えることも、抽象化、具体化と同じように、認知の視点を変えることなわけですね。

すべては認知の別の側面に関わっているだけで、同じ「メタ認知」なのだと言うことがわかりました。「メタ認知」というものを、漠然としたものではなく、少し輪郭線を把握できたことが、この3連休の最初の収穫です。

 

・・・言うて、このブログの記事更新集中出来なかった。。笑